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愛蔵版・モモ - ミヒャエル・エンデ

小説・詩集


最高。

モモの映画版(だったかな?)はその昔見たことがあって、時間が止まってしまうシーンと、モモと時間泥棒達の追いかけっこのシーンだけしか覚えてなかった。
それだけに読み進めていく中でこんなに深い話だったとは・・・、と驚かされることばかり。

愛蔵版・モモは随分前からamazon.co.jpのショッピングカートの待ちリストに入っていたのだけれど、前回の注文時に買っておいてよかった。

我ながら驚くほどジャスト・タイム。
・・・というのも最近自分の中で、「モモ」の物語の中でも扱われている問題について考えを巡らせていたから。
「時代の寒さ」にどうやって風穴をあけようものか悩んでいたから。

どうすればよいかはまだ分からないけれど、全く同じような問題を考えてくれていた偉大なる先人がいた、ということだけでも嬉しく感じる。

愛蔵版はパッケージがとっても素敵で、読んでる最中汚さないようにするのに気をつかった。
好きな人に読んでもらいたくなるような、そんな本だ。