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微生物を探る - 服部勉

サイエンス・テクノロジー


図書館でなんとなく借りてみたシリーズその3。

ちょっと文章にバラつきがあるようにも見えるけれど、微生物がとても身近に感じることができるよい本。
目には大きく見える自然だけれど、本当に奇妙なまでに絶妙なバランスで成り立っているのだな、ということが伝わってきた。

自然界に存在している最近のうちの99%が分離・培養ができずにきちんとした形で研究されていない、というのは知らなかった。
レーウェンフックという(ほぼ)アマチュアな人によって始められた微生物の観察は、パストゥールやコッホ、そして現代においてもとても面白そうな学問であるな、と感じた。

個人的にはブラウン運動が出てきたのがとてもうれしかった。