ニコマコス倫理学(上) - アリストテレス
哲学・思想
「良い」とはどういうことか、が繰り返し繰り返し論じられる本。
「何だかんだいって「フツー」が一番難しいんだぞ〜」とのたまうサラリーマン・オヤジのごとく、「中庸」が褒め称えられる。
本質的な「善」を追求すると、「徳」によって方向が定められた「行い」が「正しい」こと、・・・・そんな感じ?
正しいことをしていても、それが正しいことである、という認識のもとに行わないのであればそれを「正しいおこない」ということはできない。
なんだかね、ほんともうすごいよ、ギリシャ人。