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言語にとって“美”とは何か(上) - 吉本隆明

言語学


えらい時間をかけて読んだおかげで本がボロボロになってしまった。

言語について、芸術について、真摯に突き詰めた言説。
日本の小説を表出史としてゆっくりと眺めていく。
驚くべきほど内容が濃い。

「吉本隆明入門」というつもりで買ったのだけれど、もうちょっと軽めのものにすればよかったかも・・・と後悔。

言語の起源について色々と考えさせられる。
自己表出と指示表出。
口語体と言語体。

・・・後半もゆっくりと読んでいくことにしたい。