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人間は進歩してきたのか - 佐伯啓思

哲学・思想


「一般教養としての近代思想」のよきスタート地点だと思う。

自分の中で煮え切れていなかった近代思想の解釈がサラサラと行われていて、西欧思想の全体的な流れがすこしはっきりと見えてきたように感じた。

当然著者の主観も入っているのだけれど、元ネタが大学の授業だけあって非常に分かりやすく、スケッチ的に書かれているのがよい。