大衆の反逆 - オルテガ・イ・ガセット
哲学・思想
とても影響を受けた。
最近読んできた本の流れに、奇しくも完全にうまい形に乗ってきた。
というか、自分でも選択的に読む本に流れを作っている気がする。
内容はひたすら「知識・教養の損失」と20世紀的「大衆」に対する非難。
オルテガの予想通り、オルテガ的なすばらしい知性は現代においては望みにくいものになってしまったようだ。
そもそもそれを読んで分かった気になっている自分のような人間がまだまだ、まだまだ教養を持つ、という地平に立っていないことがそもそもの問題なのだろう。
一度哲学か、社会学か、コテコテに文系の世界に身を投じる機会があればそうしてみたいなぁ、と感じた。