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新聞の歴史 - 小糸忠吾

経済学・社会学


小糸忠吾「新聞の歴史」を途中まで読んだ。
メディアの力が事細かに、歴史を追って書かれている。

“結局ミルトンは、思想の自由市場の活用が、人間にとり、社会にとり、
もっとも必要なことであるという。
であるから「良心に従って意のままに知り、語り、論じる自由が、あらゆる自由に優先して」
与えられなければならない、とミルトンは続ける。
知る自由、言論の自由こそ、ウソを追放し、マコトの威力を発揮させる
最善の道だからであろう”

凄惨な歴史を読むと、民主主義なり人権なり自由なりの考えが、
いかに沢山の人の努力や苦労によって育まれたものかが少し分かる気がした
その基盤の上に安心して生きることができることこそが、現代に生きることができる
最大のポイントなのかもしれない、と思った