チューブラータイヤを考える

手持ちの機材についてまとめてみようシリーズその2。

いつの間にやらローラー用を除く普段使い&レース用ホイールが3本ともチューブラーになっていたので、チューブラータイヤについて。

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これまでに使ったことのあるチューブラータイヤは・・・

  • Continental Sprinter

Continentalの中級グレード。
普段使い用のKsyrium SL(TU)で利用。これは2009年末からずっと同じ組み合わせで、1年半/6,000-7,000kmくらい使ったらリアのトレッドが露出してしまったので新品に交換。

転がりも乗り心地もよくて、グリップも自分の用途だと十分で、お財布にも優しくて・・・とバランスの取れた優等生。普段の練習でもレースでも使って問題ないかな、という感じ。エアーの保持力も優秀。ウェット性能も自分が頑張る範囲では必要充分。

  • Continental Competition 19c

Coneintntalの最高グレード。
WH-7850-C50 TUとの組み合わせでエンデューロ系のレース、ロードレース、TTレース等で利用。昨年の秩父宮ではちょっぴり空気を入れ過ぎてしまい、最終周の下りでグリップ感に不安を感じてチンタラ下る羽目になってしまった苦い経験がある。これは空気圧管理をしっかりしていなかった自分のミス。

転がり抵抗が少なくてグリップもよくて、気持ちよく「シャー」と転がる印象。19cだけどそこまで「細い!」ってわけでもなくて、適正な空気圧で使ってさえいれば、神経質になることはないかな、という感じ。

  • Vittoria Corsa Evo-CX

Vittoriaの最高グレード。
FFWD F2Rとの組み合わせでヒルクラ2,3本、軽く近所を走りまわるのに利用したのと、WH-7850-C50でロードレース1本。体重58kg-60kgの自分の場合100-105psiくらいだと具合がよい。ウェット時のグリップ性能が不十分という意見もあるけど、ウェットで走ったことないので不明。普通によく転がるし、ドライでのグリップ性能は十分なんじゃないという感じ。

やたらと薄いラテックスチューブが使われているらしくって、空気の抜け方が尋常じゃないのが特徴。シーラントを入れても抜け方は変わらず。普段使いには向かない。

  • Vittoria Crono Evo-CX

Vittoriaの超軽量タイヤ。カタログ値で165gで実測もそんなもんだったはず。
FFWD F2Rとの組み合わせでヒルクラレースで利用。とにかく軽いタイヤ・・・ってことで選択したのだけど、ヒルクライムで使うには自分的にはこれがベスト。

とにかく軽いので、軽いホイールと組み合わせると劇的に踏み出しが軽くなる。タイヤの性能的なことはあまりよく分からないけど、ヒルクライムでは多くは求めないので気にしない。耐パンク性能が低いと言われるし、実際その通りなのだろうけれど、ヒルクライムを7,8本走って下りやダートも走ったけど問題なかったので、適正な空気圧で気をつけて走ればそんなに問題は起きないんじゃないかと思う。今年からはシーラントを入れて運用。

  • TUFO S33 PRO

TUFOはインナーチューブがないチューブレス構造のタイヤを作っている世界で唯一の会社(本社はチェコ)で、S33 PROは練習用グレード。独特の乗り味が特徴で、Corsa-Evoのモチモチ感とは対極のスルスル感があり、接地感は少な目。エアーの保持能力が尋常ではなくて、この点に関してもCorsa-Evoとは対照的。

グリップはドライで走ってる限りでは不満はなかったけど、雨のおきなわの下りでコケて以来悪い印象が残ってしまって使っていない。ま、使い慣れてない機材で空気圧管理をしっかりしてなかった自分のミスと言ってしまえばそれまでなのだけれど・・・。

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これら以外だと、身の回りで評判のよいContinental GP4000あたりが気になるけど、SprinterやらCompetitionやらCorsa-Evoやらで特に困ってないので、特に理由がなければタイヤ選択に関しては現状維持でよいかな。

チューブラータイヤを考える」への2件のフィードバック

  1. W/Oとかチューブレスと違ってあまり進化しませんね。
    売る側としては旨みが少ないのでしょうけど、使う側としてはメリットあります。
    レースでは普通に使われるので絶滅もしないでしょうし、ある意味、安心かも。

  2. > ba-mosさん
    新しい技術もよいですが、枯れてるものを安心して使うのもよいですよね。
    特にタイヤのようなパーツは安心して使えるのが一番です。

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