TdY = 登山de八ヶ岳

先週末は、震災の影響で流れてしまった雪山登山にリベンジするべく八ヶ岳へ。

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もともと雪山入門希望の山岳部員のステップアップコースとして考えていたので、比較的難易度の低い天狗岳に登り、日曜日の朝は麦草峠に急行してツール・ド・八ヶ岳のカメラマンでもやろーかなー・・・なんて考えていたのだけど、集まったメンバーがやる気だったので主峰・赤岳に地蔵尾根から登るルートになった。

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登りながら笑いが止まらないくらいのピカピカの天気で、セルフレスキュー訓練、焼肉、快適な登行、最高の展望・・・と、ここ何年か記憶にないほど充実した雪山登山を楽しむことができた。やはり、メンバーのモチベーションが高くて、楽しもうという気持ちが前面に出た山登りはよいですね。参加メンバーに感謝!

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山登りをやっていると、緊張感と爽快感が入り交じった挙げ句にスイッチが入り、「ハイ」になることがたまにある。
緊張を強いられるルートでふと周りと見回した時にとんでもない景色が見えたり、長くて苦しい登りの終わりで頂上が近かったり、クライミングルートの途中で物凄い高度感だったり・・・と色々なきっかけがあるのだけれど、その興奮状態に入ると人はクライミングマシンと化して、がむしゃらに上を目指して登る「クライミングマシン」と化す。少なくとも自分の場合はそうだ。
身の安全が100%確保されているような場所でこの感覚を覚えたことはないので、恐らくこれは人の生存本能のようなものに関係のある何かなのだと思う。この興奮はなんともいえない快感を伴い、脳内でヤバい物体が出ているに違いなく、本来は苦しいはずの「登る行為」が気持ちのよさに変わっていく。たぶん、本能が危険な場所から逃げることを要求していて、それを(無理してでも)実行させるための仕組みなのではないか、と自分なりに勝手に解釈している。
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山登りも最近は様々な分化していて、クライミングの美味しいところだけを切り出したフリークライミングだとか、

BearBellメンバーが何人か出場していたツール・ド・八ヶ岳では、リーダーのKOHさんが足を攣りながらも3位。もはや年代別で勝つのは時間の問題。そして本番に弱い印象のあまがえるさんも、ちょびっとだけやらかしながら6位入賞。いつも一緒に走ってる身からすると、「やっとか・・・」と思ってしまうけど、これで自信をもってくれるとよいですね。BearBell最強クライマーの呼び声高いpmaさんは、練習不足ながらも7位に入る走り。今年のMt.富士は、自分と同じ目標「1:05切り」を狙っているようなので、きっとこれからコンディションを上げてくるはず。要チェック。

・・・そんなこんなで、八ヶ岳な週末は終わり。

山登りでも、自転車でも、自分と同じような姿勢で「楽しみ」を追求している(そして強い)メンバーが周りにいるのはとても恵まれたことなのだな、と改めて感じた。

TdY = 登山de八ヶ岳」への2件のフィードバック

  1. 絶景すぎる。
    結婚してから雪山禁止になってるけど、
    疼く。

    風張峠でガマンだホイ。

  2. > ba-mosさん
    雪山禁止は痛いですね。
    やっぱり雪山の景色は最高です。

    ロードバイクで行けて、山に来た印象が得られる峠っていうと
    どこですかねー。たしかに風張峠はなかなかかも。

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