和田峠、鶴峠、風張峠

天気のよさそうな水曜日にあまがえるさんとKOHさんが走りに行く、というので急遽休みをとってお邪魔させてもらう。FTP300Wクラスで5W/kgな二人なので、ついていけるか心配になりながらも、「最近は調子も上がってきているし、なんとかなるかな」というわけでゴー。

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コースは川原宿の交差点集合で、和田峠、鶴峠、風張峠と越えて五日市にもどってくる山岳ルート。ここのところこの手の練習には輪行で行くことが多かったのだけど(アプローチがかったるい&濃度の高い練習がしたいので)、今回は自走。多摩川CRでKOHさんと合流して浅川CR、陣馬街道と繋いで集合場所へ。

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集合場所のコンビニに着くと見慣れないバイクが1台。CannondaleのSuper Six。・・・これは、ひょっとして・・・とよくよく見ると、やっぱりあまがえるさんのものらしき特徴が確認できる。ヤマさんから譲ってもらったものを組んだばかりで、今日が(ほぼ)初ライドとのこと。

補給を済ませてからまずは和田峠。KOHさんが引いてくれたのでまったりついていき、途中で少しローテ。チェーン落とした(?)KOHさんが遅れたのでここぞとばかりに前を引いて先行アドバンテージを得る・・・と思ったら、なんだか様子がおかしい。フロントディレーラーのケーブルが伸びちゃってて、アウターに入らなくなってしまったみたい。とりあえず和田峠はそのまま行きましょうってことでそのまま進行。

登りが始まると、あまがえるさんがグイグイ登る。キツいところではダンシング連発で少し離れる。「ありゃー、上げ過ぎっすよ」とKOHさん。自分は維持できるギリギリのペースで淡々と進む。KOHさんがするっとパスしていき、一番キツい区間が終わってつづら折りに入る手前当たりであまがえるさんを捕獲。その後は離れていく二人の背中を見ながら淡々と登る。10%を大きく超える区間は苦し紛れのダンシングになるのだけど、どうしてもうまくパワーが出せずにペースダウンしてしまう。まだノーマルドライブでの登りに足がついてきてないなーという印象。17分268W。

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峠に着くと、下りが苦手なあまがえるさんはそのまま先行。ディレイラーいじってるKOHさんをヘルプし、試行錯誤を繰り返してようやく調整完了。下ってあまがえるさんと合流し、イヤーなアップダウンのある上野原CC周辺を抜けて鶴峠へ。鶴峠に入るとKOHさんが無言のまま淡々と強く引く。長めの登りが出ると早々と千切れそうになりつつついていくものの、7,8km行ったあたりの10%+の登りでついに遅れる。

あとはひたすらタレないように淡々と進む。やっぱり10%+の登りが続くと悲しいほどペースが落ちる。こないだの白石峠ではここまで酷くなかったので、今日の調子がイマイチってことなのかなーと思いつつも、ヒルクライムではコンパクトをつけようと心に誓う。47分227W。

二人が峠で待っててくれなかったので、ガンガン下って小菅の湯の手前あたりで合流。この界隈でよく知られた「ちーちゃんまんじゅう」が置いてある小菅の湯の売店で休憩。今日は天気がよくてポカポカと暖かいので楽しく談笑。

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再度出発して奥多摩湖へ下る。限界まで発電容量を使っているせいか、奥多摩湖の水位が見たことないほど低い。三頭橋を渡って風張峠への登りをスタート。序盤は平坦基調なのでツキイチ太郎。登りが始まったところで予定通り遅れる。ここは和田峠や鶴峠ほど斜面がきつくないので、そこそこよいリズムで踏めている。もうあんまりはパワーは出ないけど、ダンシングを織り交ぜつつ登って峠をパス。35分225W。

そのまま下って数馬の湧き水ポイントで二人に合流。あとは五日市までまったり・・・と思ったら、向かい風の下りでそこそこの強度のローテになる。BMCだと笑っちゃうほど(失礼)下りが遅いあまがえるさんだけど、AnchorやCannondaleだと普通にちゃんと下れているので「下りを使ってやっつけるのが難しくなったなー」と分析。もう三人とも足が残っていないけど、足が残ってないなりに頑張り続けて五日市到着。山猫亭でランチして解散。自分とKOHさんは秋川街道から浅川CRに繋ぎ、多摩川CR経由をフラフラになりながら帰宅した。

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205km/2650m/7.8hour/4,700kJ

調子が悪いなりに追い込む練習ができてよかった。
気温が上がってきて自転車で峠を走るのが楽しい季節になってきたので、そろそろ山登りの練習をはじめることにしよう。

和田峠、鶴峠、風張峠」への2件のフィードバック

  1. 濃い。
    ちーちゃんまでほとんど踏み倒したような感じでしょうか。
    このコースは年末にダラダラと行って以来、逝ってないので
    GWまでに一度周ってみたいと思ってます。

  2. > ba-mosさん
    このコースはキツイです。メンバーもキツかった。そして自分が弱かった。
    まだ斜度のある登りをノーマルクランクでこなすのが苦手みたいです。
    暑い時期に行くと溶けそうなので、行くなら走りやすい春の時期がよいでしょう。

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