身の周りを見ていていろいろと思うところがあったので、2011年のレースに向けて年末年始あたりからポジションをちょこちょこいじってみた。
ヒルクライムをメインに走ってきた2010年までは「高くて遠い」ポジションを意識してきたのだけど、今年からはロードレースでもっと闘えるように「低くて遠い」ポジションに少しずつシフトさせていこう、というのがひとつの方向性。
ヒルクライムで多用する「高くて遠い」ポジションでは、上半身をリラックスさせて高めのケイデンスで坦々と走るのに向いているのに対して、「低くて遠い」ポジションだと前傾が強くなって低めのケイデンスでハイパワーを出すのに向いているのではないか、というのが自分の印象。
今のところ、昨年のラストレース(秩父宮杯)から比べて
– サドルを6mm上げる
– サドルを12mm前に出した
– ハンドルを5mm落とした
というところに落ち着きつつある。
ハンドルはついにこれ以上下げられないところまできた。
COLNAGO純正のヘッドパーツはスタックハイトが高いので、ヘッドパーツを換えればもう少し落とせるかな。
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クリートの位置も少し後ろにずらした。
1月前半は風邪でほとんど走ることができず、後半から走りはじめてようやく新しいポジションに馴染んできたかな、という感じ。
もてぎの写真を見ると、しっかり後ろ乗りになりながらも強めの前傾を取るフォームができつつあるのかなーと思う。上半身からに腕にかけてしっかりリラックスできていているこのフォームで長時間&高出力を維持できるようになるのが今年の目標。
去年までは、強い前傾をとると前乗りの踏み踏みペダリングになることが多かった。これは上半身が緊張してしまうので短時間・高強度でしか使えないないのでいまいち。