NOTUBES TYRE SEALANT

Extreme-Powerの常用ホイールとして、チューブラーのKsyrium SLを使っていくことにしたので、パンク対策としてシーラントを使ってみた。

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チューブラータイヤはクリンチャーに比べてパンクしにくいらしいけど(ほんと?)、いざパンクした場合はスペアのタイヤに換えないといけないし、そのためにはスペアのタイヤを常時持ち運んでいる必要があるので、常用するには少しだけ敷居が高い。

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携帯するスペアタイヤは一回接着したことのあるものを再利用することで出先で張り付ける作業を簡略化できるものの、接着力は落ちるのでパンク後はアグレッシブに走らないほうがよいらしい。今回は手持ちのVIttoraの安タイヤ(STRADAだったかな)が大きめのサドルバッグにぴったり収まったので、これをスペアタイヤとして使うつもり。サドルの下に吊り下げてると玄人っぽくてかっこよいけど、それはまたいつかの機会にしようかな。

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シーラント剤はチューブの中に入れておくことでパンク時に穴を塞いでくれる魔法のような液体。チューブの内側に薄い膜が作られることによって、パンクして強い圧力がかかった箇所で硬化して、小さい穴なら一瞬で塞いでしまうのだそう。それなりに効果が期待できるという話なので、評判のよさそうなNOTUBESのものを入手。

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今回シーラント剤を注入したのは、昨年の11月からKsyrium SLに履かせているContinental Sprinter。バルブコアが外れるタイプなので、比較的容易に注入することができた。注入する際には注射器があると便利で、注入する手順としては、

1. (説明書に書かれている通り)ボトルを裏返してシェイク
2. 注射器に必要量(今回は60mlだったので2回に分けて)を移す
3. “ちょっとだけチクっとしますよ〜”と言いながらバルブに注射器を挿して、シーラント剤を注入。この際、バブル穴が一番下にあるとシーラント剤が逆流しがちなので、少しだけ上に持ってくるのがポイント。

シーラント剤自体は拭けば落ちるけど、注意して注入しても吹き出してしまうリスクはあるので、できれば屋外でやったほうがベター。屋内でやるときは新聞紙をひいておくと安心。

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注射器もどきは東急ハンズでゲットしたもので、100円か200円くらい。これに加えてチューブとチューブ止めがあるとよりスムースに注入できるみたいだけど、なくてもなんとかなるかな。

導入する前は色々と面倒くさそうだし、ほんとに効果があるか分からないし・・・と思っていたけど、いざ使ってみればそんなに厄介なものでもないし、この労力でパンクリスクを少しでも下げられるのであれば大いにアリなのではなかろうか。ま、あくまで保険のようなものだけど。

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2010年シーズンは幸運なことにパンクはゼロ。1万キロくらいしか走っていないのと、道の悪い林道に行かなかったのがよかったみたい。メインで使っていたVittoria Rubino Pro II Techは、これまで一回もパンクしたことがないので、こいつとの相性がよかったということもありそう。

パンクはいやなものだけど、個人的にローラーは大嫌いなので2011年シーズンも外での練習がメインになる予定。シーラント剤のお世話になることなくシーズンを過ごしたいもんです。