Pacifica Ocean Ride

先々週にTunitas Creekで走ってたら偶然知り合ったO島さんと、前に一緒にOLHを走ったM谷さんと120kmライドへ。

O島さんはこっちにきてまだ1ヶ月ながら、大学のクラブチームやソロライドであちこち走り回っていて道に詳しい。Canada Roadを北進してサンフランシスコに近いところまで行ってから太平洋側に出て、海沿いを走ってHalf Moon Bayを超えてからTunitas Creekを登って戻ってくるというナイスなルートを設定してくれた(感謝!)ので、ありがたく乗っかることにした。

Relive ‘Morning Sep 28th’

Sand Hill Roadで8時に集合して、平坦基調のCanada Roadを進む。3人ともレースで走っていた(いる)ので、逆風の中で自然とそこそこの強度のローテが回って練習っぽい雰囲気になる。92号を超えた先は、公園の中のTrailを走ったのだけど、一部区間はランナーや歩行者が多くてちょっと気を使う。

マニアックな裏道を使ってSkyline Collegeの敷地内を抜けて、ちょっと行ってから急な下りを進んでいくとドカンと開けて太平洋が見えてくる。ビーチと険しい崖の連続で、これぞカリフォルニアの海岸線という景色でテンションがあがる。7月に6-700キロくらい運転してLos Angelsまで行ったのだけど、その時にも使った風光明媚な1号線(Highway 1 = Cabrillo Highway)に乗っかって進んでいくと、気持ち良い景色が連続して見えてくる。

山を抜けるトンネルの手前で右に折れて、歩行者と自転車だけが入れる道を進んでいくと、これまた絶景の連続。

トンネルの先にある岬の山頂に、なにやら不思議な建造物があるなと思っていたら、どうもこれは第二次大戦まで使われていたトーチカらしい。険しい崖が連続する海岸線は実に美しく、自宅から120kmの快適なライドでこんなところまで来られる環境にいられることの幸運を感じる。

この先は、しばらく下ってからローカルな飛行場の横を抜けてから海沿いの遊歩道をウネウネと進み、Half Moon Bayの中心地でピットストップ。海岸沿いに出てから概ね追い風で、まだ大きな登りはこなしていないものの、まだまだ心肺能力と持久力が低いのでしっかり食べないとハンガーノックになりそうだったので、サンドイッチとカフェモカで腹を満たす。

ここから先はちょっとだけ1号線を走ってから脇道にそれて、あとはTunitas Creekの登りにつながる山道を走ってから登りをこなして下るのみ。M谷さんは重いギアを踏むダンシングで急な区間を登っていくが、さすがに維持するのは辛いらしく、途中から離れる。しっかり乗り込んでるO島さんはクルクル回して快調に登るスタイル。途中までお喋りしながら登っていたものの、斜度がゆるくなったところで自分のペースになったら置いてかれてしまったので、タレないようにペースを守って走る。山頂まで2kmを切ってから後ろからおじさんがよいペースで来たので、挨拶して後ろについて、ラスト1kmから先に出てそのまま先行して山頂へ。やはり、ロードバイクは集中力を高めてコンペティティブに走ってるときが一番楽しい。この感覚は全てのスポーツに言えることなのかもしれない。

Kings Mountain Roadの下りは速度が出るのと、タイトなコーナーで対向車がはみ出してきたりして怖いので、しっかり安全マージンを取って下る。3週連続でクラブライドに参加させてもらったおかげでようやくベーシックな走力が戻ってきたらしく、今日は最後まできちんと踏んで走れるようになったのがよかった。今はまだ走れば走るだけ強くなるフェーズで、家族が日本から来たら自由に走り回ることはできなくなるわけだけど、このくらいの走力を維持できていると充実したライドを楽しめるので、時間がなくても維持できるよう努めていきたいなと思った。