ただ走るをもって極上とす

2月から湘南エリアに引っ越したわけですが、ここにきて少しずつ自転車活動を再開しました。

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家の目の前が海なので、1時間の朝練で海沿いを走るだけでも満足度の高いライドを楽しむことができたり、1時間走れば気持ちよく走れる三浦の先っちょまで行けたり、個人的に好きな椿ラインや足柄エリアに自宅から走りに行けて…という意味で、自転車活動を充実させるには最高の環境にいるはずなのですが…モチベーション不足なのか何なのか、気持ちを自転車に持っていくことができない日々です。

ロードバイクに乗るようになって7年強、峠ハントのサイクリングからはじまり、ヒルクライムのための練習、ロードレースへの挑戦、JBCFでのレース活動、海外レースへの参加…といろいろやってきて、次なる目標をどのあたりに設定していけばよいのか分かりなくなりつつあるのかもしれません。

今日は三浦方面に足を伸ばして、好きなルートを繋げて走ってみたのですが、小動(こゆるぎ)岬の先の区間や、逗子へ向かうトンネルを越えた区間、三浦の金田湾から松輪に繋げる区間…と本当に気持ちがよくて、最高な気分で走ることができました。そんな中で浮かんできたのが今日のタイトル。

敬愛する小沢昭一さんの言葉にこんなのがあります。

幸せは、ささやかなるをもって極上とす

恵まれた環境で走っていると、ただ走っているだけで満たされてしまって、例えばレースで結果を出したいなとか、特別なことをしようという気持ちがなくなってしまうのかもしれません。

自転車遊びは、ただ走るをもって極上とす

という言葉がこれからの自分にとっての自転車遊びを性格づけていくことになりそうです。

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