Race in Thailand (2)

♪俺は東京生まれバンコック育ち♪

…というわけで、月末のTour Of Friendshipが迫ってまいりました。タイのバンコク近郊で行われる5日間のステージレースです。

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レース内容

4/27

  • stage1
  • 7kmの個人TT
  • TTバイクは使用禁止とのことだが、エアロパーツに関する規定は曖昧な模様
  • 会場はバンコク市内から少し西に行ったエリア
  • 前日と同じ宿に宿泊

4/28

  • stage2
  • 122kmのロードレース
  • バンコク市内から離れてバンコク北東部の山岳部エリアへ向かう平坦基調のステージ
  • ここから3日はレース会場近くのサラブリ市近郊のホテルに連泊の模様

4/29

  • stage3
  • 170kmのロードレース
  • アップダウン基調で緩くて長めの登りが2回で平坦ゴール

4/30

  • stage4
  • 164kmのロードレース
  • アップダウン基調で緩くて長い登りが3回で、最後の登りの山頂ゴール

5/1

  • stage5
  • 84kmのステージレース
  • アップダウン基調で登りが2回。最後は平坦ゴール

ルール

  • DNFした場合、総合カテゴリーへの参加権を放棄することで次のステージもレース可能
  • 毎朝レース開始の7:00とレース終了後にサインをすること
  • 補給ポイントは設けないが、50km通過後からラスト20kmの区間まで開催者から受け取ることができる
  • 4人以上のチームでは四輪のチームカーをつけることができる
  • 配布したナンバープレートを改変することなくバイクに装着すること
  • 配布した2枚のゼッケンをジャージに装着すること
  • スペアバイク・スペアホイール等については参加チーム側で用意すること
  • 電話とラジオによるコミュニケーションのみが許される
  • ヘルメット必須、ノースリーブのジャージ禁止

全体的なレース内容は本格的で素晴らしいのですが、まだ詳細な情報が出てこなくて、レース当日になるまで細かいところは分からないんじゃないかという雰囲気だったりして、別の意味で楽しみ(笑)。

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自分のコンディションとしては、1月にエントリーを検討してから少しずつ準備をしてきて、トレーニングの絶対量は明らかに足りていない(2,3月共に1,000km届かず)ものの、最低限走れる状態にはもってこれたつもり。厳しいレースになったら完走も危うそうだけど、弱っちいなりにレースを楽しめたらというところでしょうか。タイの通信事情はまだ未確認ですが、レース期間中もレース模様を更新していけたらと考えています。

ちなみに、トレーニングに時間が割けないなりに意識してやった練習としては、

1月末-3月頭のベース期間:

  • 回転練習と、できるだけノンストップ練(LSD-Tempo域)
  • トレラン、ランニング、山登りなどもたしなみつつ、できるだけトレーニング効果をあげられるように意識して活動。

3月中ごろからのビルド期間:

  • 3分インターバルのリピート練
  • アップダウンコースでのインターバル練
  • 登りのあるロングルートのノンストップ練

今年のレース活動はToFだけになる予定なので、「速く走る」というよりも「しぶとく走る」ための練習を意識。ダメージが蓄積していくステージレースでは、ここ一発の速さよりも生き残る走りが求められると思っているので(といってもToFは復活可能ですが)、本番のレースでもしぶとく生き残ってチームメイトをサポートしていきたいものです。

ちなみに今回のToFはチームCBから4名が参加予定。うち2人はおきなわ130km/140kmの優勝経験者で、乗鞍でも1時間を切れる強力なメンバーなので、GC(総合カテゴリー)やステージ優勝も狙えるはず。自分から勝負に行くことはできなくても、情報提供したり、ドリンクや食糧を分けたり、迷わずホイールを差しだしたり(笑)…といった形で貢献できたらと考えています。

**

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というわけで、役に立つのか分かりませんが、泥縄式タイ語講座。

サワディー・カップ
(こんにちは)

コップン・カップ
(ありがとうございます)

アニー・タウライ・カップ
(これは・いくら・ですか?)

チャーイ・カップ
(はい、そうです)

メチャーイ・カップ
(いいえ、ちがいます)

メダーイ・カップ
(だめです)

コン・イープン
(日本人)

パサ・アンクリット
(英語)

ロングレム・XX
(XXホテル)

パイ・XX・カップ
(XXに行ってください)

アオ・XX・カップ
(XXをください)

XX・ティーナイ・カップ
(XXはどこにありますか?)

このあたりは覚えておくと便利です。
ちなみにタイ語の”カップ”は日本語の「**です」に相当する丁寧語なのですが、男性と女性で発音が異なり、男性は「カップ」で女性は「カー」となります。

…まぁ、レースの参加者は主として英語圏の人間で、主催者側も英語でコミュニケーションできるようなので、レース関係の会話は英語でしょうかね。英語圏でのレースは出たことないですが、ビデオで学んだ英語表現を適当にまとめておきます。

Breakaway
Escape
(逃げ)

Breaking Away
(逃げる)

Bunch
Main group
Main peloton
(メイン集団)

Chase
(追走)

Chasing group
(追走集団)

time gap between XX
(XXとの時間差)

steep climb
(急な登り)

shallow climb
(ゆるい登り)

hilly
(アップダウンのある)

**km to go
(残り**キロ)

GC (General Classification)
総合カテゴリー

**

例によってGCのトップ選手は特別なジャージを着用が必須で、上位のレーサーは他のチームからもチェックされる存在なので、レース中は”GC”を意識して走ることになるでしょう。

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なんといってもタイは食事が美味しいし、のびのびとした雰囲気がよいです。レースレースという気持ちになりすぎない程度に楽しんでこようと思います。