2011年の自転車活動が一段落したのでまとめ。
2010年は7月に膝を痛めてお休みモードに入り、9月の秩父宮杯を最後に自転車からは離れてテニス&山登りメインで活動。2011年の自転車活動を見据えて11 月から少しずつ乗りはじめて、12月から距離を乗り込んで・・・と思っていたものの、11月に副鼻腔炎を患ってしまい、その影響でが2月くらいまで体調不良が続いてしまい、冬場の乗り込みがきちんとできないまま3月を迎えてしまった。
3月には震災があり、その影響で予定していたレースも中止になったので、冬場にできなかった乗り込み+FTP近辺でのトレーニングに集中。GWにもしっかり乗り込んでようやく少しは走れる状態になって木祖村に参加。そこからさらに調子を上げて、6月のMt.富士でタイムを越えを狙って・・・と思ったら、調子がイマイチなまま下手に減量したりして失敗。
7,8月はJBCFのレースで修行の日々。自分にあっているコースだと思っていた石川では、それなりに走れたものの実力不足を痛感。東日本やみやだ、TTでも思うような結果を残せず「今年は駄目か」と諦めかけたところで9月に入ってようやく調子が上がっていることが実感できたのが秩父宮杯。
それでも経済大臣旗ロードでは実力・展開力不足で結果が出せず、箱根ヒルクライムでもぱっとしない成績。「やっぱりJBCFのレースで活躍するのは難しいな」と11月のおきなわに向けて意識を切り替えてはじめていた10月、JBCFのラストレースとなった輪島でようやく上位に絡む走りができて初の入賞。その勢いを生かしておきなわ・・・と思ったらオーバートレーニングで体調を壊してしまったものの、10月までの貯金を使ってどうにかこうにか市民140kmで3位入賞することができた。
Date |
Race |
Type |
Category |
Result |
Dist(km) |
Time |
1/4/2011 |
もてぎ100kmサイクルマラソン |
RR |
男子A |
11 |
100 |
3:38:24 |
1/30/2011 |
ウィンターロード 第一戦 |
RR |
Bクラス |
DNS |
30 |
|
2/27/2011 |
ウィンターロード 第二戦 |
RR |
Bクラス |
DNS |
30 |
|
3/20/2011 |
JCRC第二戦 日本CSC |
RR |
JCRC |
Canceled |
20 |
|
4/4/2011 |
チャレンジロード |
RR |
未登録 B-4 |
Canceled |
25 |
|
4/10/2011 |
伊吹山HC |
HC |
E3 |
Canceled |
17 |
|
4/24/2011 |
日の出山HC |
HC |
一般 |
Canceled |
15 |
|
5/8/2011 |
埼玉TT |
ITT |
未登録 |
22 |
10 |
0:14:47 |
5/8/2011 |
埼玉TT |
TTT |
登録 |
23 |
20 |
0:29:33 |
5/21/2011 |
木祖村2days |
TT+RR |
登録 |
126 (1day) |
72 |
2:01:16 |
6/12/2011 |
Mt. 富士ヒルクライム |
HC |
男子30-34 |
9 |
24 |
1:08:01 |
7/3/2011 |
JBCF 富士スピードウェイ |
RR |
E3 |
66 |
27 |
0:39:21 |
7/17/2011 |
JBCF 石川 |
RR |
E3 |
16 |
55 |
1:30:04 |
7/31/2011 |
JBCF 東日本 |
RR |
E3 |
22 |
30 |
00:55:33 |
8/20/2011 |
JBCF みやだ |
RR |
E3 |
41 |
38 |
|
9/4/2011 |
JBCF タイムトライアル |
ITT |
E3 |
15 |
4.5 |
0:07:12 |
9/18/2011 |
秩父宮杯 |
RR |
一般 |
18 |
75 |
2:01:46 |
9/25/2011 |
JBCF 経済産業大臣旗ロード |
RR |
E3 |
26 |
40 |
1:01:05 |
10/2/2011 |
JBCF 箱根ヒルクライム |
HC |
E3 |
23 |
20 |
0:47:46 |
10/16/2011 |
JBCF 輪島ロード |
RR |
E3 |
5 |
38 |
1:11:39 |
11/6/2011 |
高石杯 |
RR |
一般 |
DNS |
78 |
|
11/13/2011 |
ツール・ド・おきなわ |
RR |
一般 |
3 |
140 |
4:08:08 |
**
6月頭の時点では「JBCFは様子見」と考えていたわけだけど、こうして見ると7月から参戦したJBCFにどっぷりハマってしまった1年だったのかなと思う。変化に富んだ公道レースとして楽しみにしていた石川が期待以上に面白いコース&ロケーションで、レベルの高いメンバーと一緒に走るのが楽しくて、(幸か不幸か)JBCFレースの面白さに目覚めてしまった。
JBCFのエントリーカテゴリーのE3は出走者のレベルがまちまちで、距離が短いこともあって展開というよりも「ここ一発の速さ」でレースが決まってしまうことが多い印象。そこで他を圧倒するスピードがなければ上のカテゴリーでも活躍できないということなのだろうけど、とにかくスピードを磨く意識をもたせてくれたという意味で貴重な経験だったと思う。
おきなわは長距離レースということもあるけれど、JBCFレースの強度に身体が順応していたので、負荷が高くなるシーンでも慌てず対応することができた。今年は5月くらいまで散々なコンディションで、本格的に走れるようになったのが9月だったので、高めのピークを10-11月に持ってくることができた模様。7,8月のレースではフラストレーションを感じることが多かったけど、終盤になってから結果を残すことができて本当によかった。
あと、レース活動ってわけではないけど、サイクルハウス・ミカミさん主催のAttack!299には今年も楽しくお邪魔させてもらった。本気モードのレースも楽しいけれど、個人的にはこの手の走りごたえのあるコースを楽しく苦しく走るのも大好き。いつも楽しいミカミさん、サポートしてくれたpさん、それに一緒に走ってくれるBearBellの仲間達には感謝しないといけません。
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今年は先輩レーサーのI橋さんに教えてもらったダンシングのテクニックがレースで役立つことが多くて、これを集中して練習した結果、確実に上半身に筋肉がついた。高強度になった展開ではFTPがどうこうとかよりも「お前は集団についていくorアタックに対応するために必要なパワーを今すぐここで出せるのか!?」という根性論的な世界に入るのだけど、そういう時に色んな筋肉を使ってパワーを絞り出すことができるのは大きなアドバンテージだと思った。このあたりは1時間程度の中〜高負荷を「一発だけ」やればよいヒルクライムでは磨かれないスキル。
年初の予定で目標設定していた「FTP290W」は結局のところ未達。夏になってからきちんとしたFTP測定をしていないので何ともいえないけど、昨年と同レベルの270Wまでは確実に戻せていて、10月以降のライドデータを見る限りだと280Wまで上がっている可能性も少しはあるかな・・・という感じ。体重は上半身の筋力アップの影響もあってか、夏以降は絞っても58kgを切ることはなくなった。
大幅な体重増なしにFTPを向上できればクライム能力は上がるだろうし、逃げる能力なんかもつけることができるはずだけど、FTP向上のためのトレーニングは単調で苦手。まだ向上の余地があったかも知れないにせよ本格的に取り組めなかったのは反省点。とはいえ、今と同等か少し上のレベルのロードレースを闘う上で必要になりそうなのは、1分-3分程度の高強度への順応能力かなという印象。輪島ではトップ3人の若者との差をハッキリと感じた。
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まだ今は来年のことを考える気にならないので、しばらく自転車活動はお休み。
春先から調子を上げていくためには12月あたりからしっかり乗り込んでいく必要を感じているのだけど、春からコンディションを上げて夏を超える自信がないので、そのあたりは来年の計画を考えながら練っていくつもり。12月から乗り込むにせよ、しばらくサボってしまった山登りは積極的に復活させていく予定。
なにはともあれ、2011年一緒に練習してくれた人、一緒にレースした人、励ましてくれた人・・・お疲れさまでした&ありがとうございました!