おきなわ参加メモ

ツール・ド・おきなわ参加に関するあれこれをメモ。

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  • [アクセス&宿]

行きは土曜日の朝便で、帰りは月曜日の夕方便。

土曜日は11時過ぎに空港でレンタカーして13時くらいに名護着。チームメイトのアツさん、クマーのKOHさんと三人でキャラバンのバンを借りたので、自転車の収納性は最高だった。本当は怪我をしてしまったダジャさんも一緒のはずだったのだけど、4人4台でも割と余裕があったと思う。

受付を済ませてから安くて美味しい「宮里そば」でランチして、ゴール付近を観察してから名護に移動。アツさんは210kmに参加だったので、車で送ってもらうついでに最後の勝負ポイントになる羽地ダムの登りに寄り道。受付を迅速に済ませておけば、普久川ダムの登りから羽地ダムくらいまで車で走ることはできそう。

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(最後の勝負ポイントになった羽地ダムの登り)

土曜日の宿はJALのプライベートリゾート・オクマ。リゾートホテルらしい快適な宿で、夕食・朝食ともにハイクオリティーなビュッフェでたっぷり食べたいものを食べることができた(といっても、今回の自分は消化によさそうな炭水化物メインだけだったけど・・・)。ホテルのすぐ脇で手荷物を預けることができるし、140kmのスタートにも近いし・・・と、オクマに泊まるメリットは多いと思う。

レースが終了後、日曜日の宿は許田インターを越えた先のかりゆしリゾート。それなりにしっかりしてる&リーズナブルな宿で、朝食ビュッフェもついているので快適に泊まることができた。他のおきなわ参加者の姿も多数見られたので、どうやら定番の宿の模様。

月曜日は朝ゆっくりしてからホテルをチェックアウトし、のんびり那覇に移動して軽く観光。国際通りにある(定番の?)おきなわ料理屋さん「ゆうなんぎい」はなかなか美味。

月曜日は少しおきなわでのんびりできるかなーと思って19時過ぎの遅めの便にしていたのだけど、16時か17時くらいの早めの便の方が余裕を持って東京に帰れてベターだと思った。便を早めてもらおうかと思ったけど、スーパー旅割だったので却下。ただし、19時の便は比較的空いていて、目の前の1列3席が丸々空いていたのでそこに移らせてもらってのんびり帰ることができた(ま、寝てただけだけど)。

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羽田への行き返りは、行きが恵比寿までタクシー+電車、帰りが渋谷までリムジンバス+タクシー。リムジンバスだと輪行装備も入れてくれるし、座ってれば着くのでとても楽だと思った。

  • [輪行装備]

輪行袋は定番のOS-500。
ペダルとリアディレイラーを外し、エンドプロテクター+クイックでエンドを保護。ホイールはホイールバッグに入れたまま収納可能で、OS-500はクッション性がしっかりしてるので安心して預けることができた。ウェアー類を入れたバッグやヘルメット、靴なんかもOS-500に突っ込んだので、重くなってポータビリティーが落ちたのはいまいち。

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OS-500は利用者が多いので、取っ手にバンダナをつける等して目印をつけておくのがベター。

その他の手荷物はInov-8の軽量ザック(32L)で持ち運び。これは今年から導入した装備で、山登りで使おうと思ってたらレース参加時のお供としてヘビーユース中。前は20Lの軽いザックだったのだけど、これだと荷物がギリギリになりがちで、32Lくらいあると大きすぎず小さすぎずでちょうどよい印象。

  • [補給・ドリンク]

補給は

– ふがし
– パワーバーx2
– パワージェル(梅味)x3+塩サプリ+水(フラスコ)
– 塩飴

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ふがしは出走前に2袋ムシャムシャ。カロリー補給と気晴らしを兼ねて。
パワーバーは1本をあらかじめ開けておき、1本目の登りの後の緩い下り区間でムシャムシャ。チームメイトのF井さんが「食えるときに食っとけ」とアドバイスしてくれたので、もう1本は辺戸岬に向かうあたりで開けて食べた。ある程度密集した集団の中でも、ペースが緩んでいるタイミングであればそれなりに余裕をもって補給できた。パワージェルは2本目の登り手前までに半分くらい飲んで、中盤過ぎにサイクリングペースになっているあたりで残りを飲んだ。塩飴は辺戸岬のあたりで摂取。

ドリンクは、

– エネルゲン(ちょい薄め)+塩サプリ
– エネルゲン(ふつう)

の2本のダブルボトル。2本目はスタート前の水分・カロリー摂取のために持参したのだけど、スタート地点の道の駅には自販機もごみ捨てもあったので、正直1本でよかったかな。1本目のドリンクは2発目の登りを過ぎても30%くらい残ってた。2発目の登りの先の補給所でスポドリをもらい、結局最後までそれだけで走りきった。実は残り20kmくらいからドリンクがなくなっていたのだけど、なんとかなるだろーと思ってたらなんとかなった。

  • 「自転車」

3年目のExtreme-Powerに、今年の9月から使ってるWH-7900-C24 CLの組み合わせ。柔らかいと評判のC24は、硬いExtreme-Powerに硬いKsyriumみたいな組み合わせが苦手だったので導入したのだけど、これに変えてから格段に走りやすくなった。もともとExtreme-Powerでは柔らかいPowertapの手組みホイールをはくことが多く、そのときのフィーリングに戻った感じ。輪島の時にI橋さんのKsyriumとホイール交換して走ったら、やっぱり硬すぎて駄目だった。

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コンポは7900のDura-Ace(12-25)。クランクのみSRAM S795 CinQo(53-39/170cm)。Dura-Aceはフレーム導入して以来3年使ってるけど全く不満がでない。STIがデカいと不評だけど、手が大きい自分としては特に問題なし。

タイヤはVittoria Open Corsa Evo SC。C24ではずっとOpen Corsa Evo-CXを使っていて、似たような感触のタイヤなので違和感なく走れた。空気圧はフロント7気圧、リア7.5気圧。普段と同じかやや高め。

  • 「装備」

Craftのインナーに半袖チームジャージにショーツ。靴下は気に入ってるAssosのSummer Socks。今回は朝から気温がグングン上がってくれたので、スタート前の待機中も寒くなることはなかった。走り出してからも気温は適温で、レースをするにはちょうどよいコンディションだったと思う(もう少し涼しくてもよかったかもだけど)。

ヘルメットは初代モストロ、サングラスはRudyのRydon(調光クリア)。おきなわのコースには何本かトンネルがあるわけだけど、中の照明がちゃんとしてるのでサングラスをかけたままで危険を感じることはなかった。シューズはSIDI Genius 6.6、ペダルはTIME RXS Carbon。

  • 「雑感」

レース中、ゴミ・ボトルを所構わず捨てる人が多いのにはびっくりした。140kmの先頭集団の中にもマナーの悪い人が数名。ゴミはポケットにしまえばいいし、ボトルは然るべき場所で捨てるのがマナーだと思う。プロじゃないんだし、そもそもポイポイ捨てる必然性もないわけで、せっかく素晴らしい場所を提供してくれている開催者・地元の人たちに申し訳ない気分になってしまった。

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ツール・ド・おきなわが国内有数の素晴らしいレースなのは間違いないと思う。開催者の方々の努力、ボランティアの方々の献身、地元の人たちの理解・応援、参加者の熱い気持ち・・・。本当の意味でのレースに参加するためのハードルは低くないけれど、一年の終わりにコンディションを整えて参加する、多くのサイクリスト達と闘う最高の舞台にまた戻ってくることができたらよいなと思った。