JBCF 箱根ヒルクライム

自動車専用道路の箱根ターンパイクで行われるJBCF 箱根ヒルクライムに参加。

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ターンパイクは早川料金所から9-11%の斜度が10kmほど淡々と続き、最後に3kmほどのアップダウンを経て大観山に登り詰めるプロフィール。トップのタイムは43分前後になるとして、今年はほとんどまともにヒルクライムの練習をしていない自分は45分台が出せれば御の字。勝負には絡めないだろうから、序盤から頑張って集団についていくことはせずに淡々とマイペースで登り、セコくトップ15を狙ってポイントを多めにもらおう・・・という作戦。カテゴリーはE3。

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結果は47分台で23位に沈没。ほぼイメージ通りに走れたものの、思ってたより中盤以降に前から落ちてくるメンバーが少なくて順位が伸ばせなかった。

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今回の機材はExtreme-PowerにFFWD F2R、それに7900 Dura-Aceのコンパクトクランク(50/34)を装備。34があるのでスプロケは12-25。

ヒルクライムなので多少は疲れが残っててもOKでしょうってことで、前日の土曜日はKOHさんとそこそこの強度で120kmライド。当日は東海道線の始発で湯河原まで輪行し、椿ラインを登って大観山の受付へ。

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(湯河原駅近くのコンビニで毛繕い中の猫さん)

テンポペースの心拍数を維持して椿ラインを登り、残り3km・・・というところで後輪がパンク。路肩の草かなにかを踏んだ瞬間に完全に圧が抜けてしまったので、トゲかなにかが刺さったみたい?シーラント入れてたけど効果なし。ヒルクライム専用にしているVittoria Crono Evoで自走するのは無謀だったか・・・。

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まだ時間に余裕はあるのでスペアのVittoria Rallyに交換。受付会場に行くとF井さんがいたのでZipp 303の後輪を貸してもらう。いい加減な接着状態のRallyで走るのはちと怖い。303には12-27がついていて、結果的にこれがとてもよかった。

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最終便で早川料金所に下り、トイレを済ませて出走。
2,3列目からスタートして、序盤は周りのペースを見ながら&集団の数を確認しながら登る。なにせ10kmまでは9-11%の連続で休めるところがほとんどないので、一度限界を超えてしまったらリカバリーはできない。40人くらいいる前の集団には無理してついていかず、しばらく行ったところからマイペースに切り替えて登る。

2kmを越えたあたりから無理してた人たちがボロボロ落ちてくるので快調にパスしていく。このあたりのポイントからは1人を除いては誰にも抜かれなかったと思う。大柄なStarplexの人がよいペースで行くので、彼のペースを目安にして淡々といく。ひたすらシッティングでクルクル回していた去年に比べると、今年は重めのギアでのダンシングをかなり多用して登るスタイルになっている感じ。序盤の10kmは半分以上ダンシングを使ってたんじゃないかと思う。

後ろから小柄なStarplexともう一人が来たので後ろにつく。他のレースで一緒になって、出走前に挨拶していた人たちが前からこぼれてきたときは一緒に走れるように声をかけるけど、しばらく行くと離ればなれになってしまう。やはり、一回限界を超えてしまうとペースを戻すのが難しいのだと思う。5,6kmを越えたあたりからは600番台のE3の選手が落ちてくることがほとんどなくなり、落ちてくるのは500番台のE2ばかり。まだ感覚的に言って25-30番台くらい?思ってたより登りの後半で落ちてくる人が少なかったのが今回の誤算。1時間+ならまだしも、40分台のヒルクライムだとけっこう粘られてしまうみたい。

小柄なStarplexの人と他数名のパックでアップダウンに突入したので、下りは前に出て踏む・・・と後ろが間があく。このあたりでようやくE3の人を何人か捕捉&パス。ゴールちょっと手前の、下った先の登り返しが思ってたよりもキツく、Starplexの人に先行されたまま追いつけない。単独で最後の下りをこなし、ゴール前の登り返しでヘロヘロ走っていたところ、4人くらいのE2集団にパスされてしまう。E3が混じってたら根性でついていこうと思ったけど、いなかったので無理はせずそのままゴール。

13.5km/47:44/171bpm

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自分の1時間TTの心拍数は173bpmくらいに落ち着くことが多いので、心拍数という点から見ればそれなりに出し切れてる感じ。とはいえ、はじめの10km区間は常に少しだけ余裕を持ったペースで登ってしまったので、もう少しペースを上げてもよかったかも。適当なコンディションでもトップ15は狙えるだろうと思ってたけど、JBCFのレースはそんなに甘くはなかった・・・。

ゴール後はE2で3着に入って昇格を決めたF井さんを祝福。応援に来てくれていたKOHさんとアツさん、それに知り合いの皆様とお喋りしてから椿ラインで湯河原に下り、輪行で帰宅。

日帰りできる近場のレースということで、普段走れないコースも走れたし、知り合いとのおしゃべりも楽しめたのでなかなかよかった。そういえば、ターンパイクを登っていて途中何回かものすごくスムーズな舗装があって、そこを走ってるときは路面抵抗が「ゼロ」になったような感触だったのだけど、あれはなんだったのかな。あんな舗装がもっと増えればいいのにな、と思った。

JBCF 箱根ヒルクライム」への2件のフィードバック

  1. やまけいさんこんにちは
    シルベストのふじたです
    レース中快調に登られていましたね(^ ^)

    わたしは、一人パスされ二人パスされ、、、

    散々な結果でした

    今月からやっと土日休みになるので、もしよろしければ
    練習ご一緒させていただけませんでしょうか

    よろしくお願いします(^ ^)

  2. > ふじたさん
    お疲れ様でした。
    箱根のヒルクライムは自分のペースで行くと決めていたので、
    ある意味楽して走ってしまいました。もっとファイトしないと
    駄目ですね・・・。

    ふじたさんは後ろから見ていてギア軽め&シャカシャカ回して
    上半身がブレがちな印象でした(偉そうですみません)。

    10月の週末は輪島の週を除いて沖縄対策でガンガン走るつもり
    なので、ぜひご一緒させてください。
    今週末は日曜日に150-180kmくらいの山岳ロングに行く予定です。
    keisuke.yamaguchi@gmail.com に連絡いただければと思います。

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