CinQo のバッテリーキャップ

CinQoのバッテリーキャップを再び交換。

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雨の中を走ると数値が暴れがちだった手元のCinQoなのだけど、交換したばかりのバッテリーキャップにもクラックが入ってることに気付いた。先日バッテリーを交換した際と似たような状態で、一応ハマりはするけどきちんと締められない状態。

最新版のマニュアルのトラブルシューティングを読むと、「データドロップする場合」のチェック項目として、「バッテリーキャップにクラックが入っていないことと、バッテリーケース内に水気がないことを確認せよ」とあるので、雨が降った時に数値が暴れる遠因になっているのかも。

バッテリーキャップのクラックは瞬間接着剤で修理してなんとなく使えてはいたものの、心配なのでQUARQのサポートに「キャップが割れちゃったから、代わりを送ってもらうことは可能かい?」とメールしたところ、2日くらいで「新しいアルミ製のキャップがあるからそれを送るよ」との返事。住所を教えたら すぐにFedExで発送されて3,4日してキャップx2が届いた。素早い対応に感謝!

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もともとのキャップはプラスチック製で、締めつけが強すぎたり(?)何かが当たると(?)割れてしまうみたい。割れると当然締めつけは緩んでしまうので、隙間から湿気が入りやすくなって機械的におかしなことになるっぽい。ウェブで調べてもアルミ製のバッテリーキャップに関する記事は見当たらないようなので、まだアルミ製のキャップは出てきたばかりなのではないかと予想。ちなみに古いプラスチックのキャップが3gで、新しいアルミのキャップが5gと微妙に重量増。

Powertapに関しても初期バージョンは水没問題があったと聞くし、恐らくSRMも数多くの改良を経て今の完成度を誇っているわけで、登場から2年、3年を経てこういう細かいところが改良されていることはむしろ歓迎すべきことなのだと思う。

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そう考えると、GARMINにせよPOLARにせよ、新規参入メーカーのパワーメーターにはじめから突撃するのは勇気がいるなぁと思う。メーカーがやってるフィールドテストと、実環境でユーザーがガンガン使う(時によってはメーカーの意図しない形で)のとでは雲泥の違いがあるわけで、この手のニッチな製品はマーケットに出して何年かしてからじゃないと問題の洗い出し&改良が終わらないのだと思う。やはりSRMの最大の武器は「実績」の二文字。大きなトラブルなくDi2を世に送りだしているシマノはかなり入念なテストを行ったんだろうなぁ・・・。

SRAMによって買収された後も当面はQUARQ社としてサポートしてくれるようなので、小回りのきく迅速なサポート体制も継続的に受けられることを期待したい。