WH-7900 C24 CL

練習でガンガン使える乗り心地のよいクリンチャーホイールが欲しくなったので導入。

DSC_5575

これまで普段の練習&レースで使っていたKsyrium SSC SL(TU)は、

– 落車(複数形)の影響でリムにクセができてる
– ハブの調子がすぐに悪くなる(ベアリング打ち換え必須)
– 路肩の縁石で擦ったスポークに傷がついてる(前に1本切れた&いつ切れるか分からん)
– シャキシャキ走るので反応はよいのだけど、普段の練習で距離を走るにはカタ過ぎる

・・・といった問題・不満点があったので、普段使い用のノーマルホイールが欲しいなーとしばらく前から考えていて、何にしようかうだうだと悩んでた。検討したのは、

– Neutron
Master X-Lightにはかせている癖がなくてよい走るホイール。
Extreme-Powerとの組み合わせだと見た目がイマイチなのと、同じホイールを買うのも芸がないなと思って却下。

– R-SYS
乗り心地がよいという評判に惹かれたものの、カーボンスポークでガンガン輪行するのもどうなのかな、と思って却下。

– Fulcrum Racing Zero
初期のリムからスポークからハブまで真っ赤っかのモデルがあったら間違いなく手を出してたと思う。見た目優先で。最近のステルシーなモデルは好きじゃない。カンパのホイールはどんどん恰好悪くなっている気がする(コンポも)。Fulcrumも同様。

– Ksyrium Elite
スチールスポークなのでSLほどカタくないようだし、頑丈そうなのでこれでもよいなと思ってた。

– Eurus/Racing 3
無難なチョイス。EurusのG3組みのスポーキングパターンってどうも好きになれないのと、Racing 3は前に使ってたことがあって面白みがなかったので却下。

といったあたり。決定打がないままに結論を出さずにいたところ、某所でC24がヤケクソに安くなってたので飛びついた・・・という流れ。

**

実際の重量は、リムテープ込みで631g+811g=1442g。

このホイールで一言で表現すると、「よくできたノーマルホイール」「シマノ版のNeutron」とかそんな感じ。

Vittoria Open Corsa Evo CX+Vittoriaのブチルチューブの組み合わせで500-600kmくらい練習で走り、さらにレースも2,3本走った印象としては、適度に軽い走行感で、突出した何かはないけど欠点も見当たらない優等生ホイールなのかな、という感触。Ksyrium SLほどカンカン反応するわけじゃないけど、自分が使う限りではレースでも全く問題なし。

DSC_5583

このオールマイティーさが大いに気に入ったので、アップダウンのあるロードレースは全部これでいいかなぁと思えてきた。レース前になるとレースで使う予定のホイールに履き替えて調整してレースに臨むことが多いのだけど、普段から使ってるホイールであればそんな面倒なこともしなくて済むし、タイヤの感触なんかもいつも通りでいける。

平坦基調のレースはWH-7850-C50 TU、ヒルクライムはF2Rにまかせて、当面はこのホイールでガンガン走ることにしよう。