秩父宮杯・攻略メモ

秩父宮杯は好きなレースなので、自分なりにコースの攻略法をまとめてみる。

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コースは1周10.8km。
一般・高校A・市民A/Bは秩父駅からパレード走行して、コースの途中(ゴールまで4.6km)からレース開始。

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なんといっても鍵になるのは980m/73m/7.4%の登りで、ここを登り切ってから3kmがゴール。2010年の市民Bクラスで走ったログを見てみると・・・

1周目: 2:41/355W
2周目: 2:43/360W
3周目: 2:58/314W

ってな感じで登ってる。
2分半で6W/kg近く出せないと、序盤の登りで遅れることになる計算。

1周目はレース開始直後なのでみんな元気。2周目は登り口でたーぼー君がアタックして逃げて(そのまま勝った)、自分はそれを追っかけて登りの途中でアタックしたのでさらにパワーが出てる。3周目は足に残ったダメージの影響で分かりやすくパワーもペースも落ちてる。集団の先頭が見える位置にいたけど、ここでピークに先着してたメンバーが2位争いに絡んでたみたい。ここで1,2周目と同じ出力を出せるのが理想。

0905 秩父宮杯ロードレース大会 (221)

勝負する事を考えると重要になってくるのがその先で、下りはハイスピードコーナーが連続するので道幅を広く使ってクリアしていく。下った先の小さな 丘は300m/25m/6%くらいの短い登り。下りの勢いを殺さないようにしてハイパワーでガツンと踏んで、速度を維持したまま登り切れるのが理想。その 先はちょびっと下ってから平地を走ってゴール。

これら以外は概ね平坦基調なので、市民カテゴリーで動きが起きることは稀だと思う。誰も逃げてなければまったりペースだろうし、逃げてたとしても協調体制が生まれることは少ないので、そんなにペースは上がらない可能性が高い。市民Bでは、2009年、2010年と連続してヒルクライムの年代別で勝てるレベルの若者が2発目の登りから逃げて勝ってる。市民Aはそういう逃げを許さない代わりに平地でのペースは遅めな印象。市民Cは純粋な力勝負(たぶん)。

最終局面に大人数が残ってることは稀だと思うので、ここで勝てるのは登りが滅法強くて逃げ切れる脚力を持ったクライマー/アタッカーか、登りで千切れない脚力を持ったスプリンターのどちらかだと思う。

今年は一般男子カテゴリーでの参加なので、できるだけ千切れないように頑張る事にしよう・・・。