サドル変更 (Aspide Carbon FX -> Prologo Nago)

ふと思い立ってサドルを変更。

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これまでは使っていたのはSelle SanMarcoのAspide Carbon FXで、変えたのはPrologo Nago(無印)。

Aspide FXはExtreme-Power導入時から08モデルのものを愛用していて、1年少々使ってヘタってきた頃に09モデルのAspide Carbon FXに変更し、今回も1年少々使っての変更。130g台の軽量サドルなので、薄っぺらくてクッション性はほとんどないのだけど、ベース部分がしなるのでそこそこ快適に使うことができていた。ま、お尻との相性がそこそこよいということなのでしょう。

なんといってもミニマムかつオーソドックスな見た目が気に入っていて、二代目のAspide Carbon FXに変えたのも「白い」サドルで「白い」バーテープにあわせたかったから・・・という不純な(?)動機。

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・・・ところがどっこい、気温が高くなって自然と身体が絞れてくると、お尻回りの肉が減るのかなんなのか、距離を乗った時に厳しくなることが多かったので、もう少し快適性を優先してもよいかな、と考えはじめた。ヒルクライムはもうあんまり出ないので、軽さにはそこまでこだわらなくてもよいし・・・という理由も大きい。

そんなわけで、「快適」と評判のPrologoのNagoをチョイス。オーソドックスな見た目で、そんなに軽くない代わりにクッションがしっかりしていてお尻との相性もよいみたい。後ろの部分がフラットで広く、「点」ではなくて「面」でお尻を受け止めてくれる。サドルの広い範囲に(快適に)座ることができるので、ポジションの自由度が上がりつつ快適性も上がった。

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重量は134g->217g。

Prologoはここ数年でプロの利用率が急速に上がっている・・・とか言うけれど、なかなかどうしてよく考えられたサドルみたい。どっかりと後ろに座れて、先端が適度に細く、クッションもしっかりしていて快適で、さらに見た目もよい(ここ重要)・・・と、バランスが取れてる。

プロの場合、トレーニングでもレースでも信じられない距離を乗るわけで、少々重かろうと快適性や漕ぎやすさ・安定感を優先してサドルを選ぶ傾向がありそう。ハンドルやサドルや靴・ペダルなど、ライダーとの接点になるパーツは変に性能を求めるよりも、快適性やフォームのことを考えて選んだほうがよいのだろうと思った。

ま、自分の場合は「見た目」が最優先なわけだけど・・・。