2011 Mt.富士ヒルクライム

一昨年、昨年に引き続いてMt.富士ヒルクライムに参加。

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Mt.富士ヒルクライムは、富士山の五合目にアプローチする車道で最も斜度の緩いすばるラインで開催される24kmのヒルクライムレース。全体的に斜度が緩く、ピュアクライマーではない自分でもなんとかなるヒルクライムということで、66分台のタイムで入賞した去年の記録を塗り替えるつもりで臨んだ。

結果・・・68分台のタイムで沈没。
一緒に出たBearBellメンバーは、リーダーのKOHさんがあと数秒で65分切りという好タイムで3位入賞、pmaさんが66分台で2位入賞、あまがえるさんが67分台で5位入賞。うーん、この3人に続きたかったなぁ・・・無念!

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昨年に引き続き、今年もチームメンバーの会社の別荘に泊めさせていただく形での参加。いつもありがとうございます!自分は輪行なので、10時過ぎに家を出て在来線でのんびり富士吉田まで移動。輪行でのレース参加・練習では、ゆっくり本を読む時間が作れるところが好き。あと、渋滞に巻き込まれないのも大きなメリット。

14時頃の富士吉田に着くと、東京では降っていた雨も止んでいる。会場に移動して受付を済ませてあまがえるさんと合流。ブースを冷やかしたりしながらじわじわ集まってくるメンバーと合流し、まずは別荘に移動してから食事へ出発。BearBellメンバーと一緒にこのエリアに来ると必ず行くほうとう屋「小作」で腹を満たし、レース後のBBQの買い出しを済ませて温泉に入り、別荘に戻ってレースの準備を済ませて21時過ぎに眠りについた。

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レースは7時出走なので、早いメンバーは3:30くらいから起きて朝食&アップを開始。まじめにアップしない自分は4:00前にくらいに起きだして、ダラダラ朝食食べて4:45くらいからアップをしに外へ。少しまったり走ってから坂を使ってギュギュッと心拍数を上げる・・・上げる・・・上げる・・・上がらな?い・・・。

普段だとキツめの坂でオラオラッと踏み続けていると容易に心拍数170bpmオーバー、175とか180まで上げられるのだけど、今日はいくら頑張っても170bpmで苦しくなってそれ以上上がらない。うーーん、これは身体が言うことを聞いてくれなさそうな不調のサイン。まだ気温が上がってないから心拍数が上がりにくいに違いないと自分に言い聞かせてアップを終了。別荘を5:30過ぎに出発して会場には5:45入りして列に並ぶ。

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心配されていた天気は問題なしで、晴れはしないけど雨の心配もないかなという雰囲気。気温も少しずつ上がってきたので完全な夏装備になって荷物を預けて回りのメンバーや知り合いと歓談。

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7:10に第3スタートの前方からスタート。BearBellメンバーで固まって行きましょうと声をかけて、固まった状態で進行してスタートラインを通過。事前に話していた通り、出だしは露払いの意味で自分が先頭固定で右側からグイグイ行く。第3スタート中段からのスタートだった昨年に比べるとほとんど気にならない渋滞だったので、特に問題なくどんどん前へ。よいペースの3193番(?)さんがパスしていったので、料金所のあたりから後ろにはりついて進行。このタイミングでKOHさん、あまがえるさん以外のBearBellメンバーは離れてしまっていた模様。

しばらく先頭に出てからすぐ後ろのあまがえるさんに前に出てもらい、あとは後ろに張り付いて我慢の時間。心拍数は175bpmまで上がっていて身体が重くてパワーが出ない。調子のいい時であれば180bpmくらいまで上がっていても「あれ、そんなに上がってったんだ」という感触だけど、今日はこの心拍数でギリギリ一杯。一合目に辿り着く前にダンシングを2,3回発動して金魚の糞。

一合目の手前でKOHさんが前に出た時に単独で飛び出していたので、「飛び出してますよー」と声をかける。軽快なペダリングでナチュラルに飛び出していたので、今日は調子よいのだろうなーという感じ。しばらくすると3193番(?)さんと一緒に抜け出して行ったので、あまがえるさんと他数名と一緒になってグループを形成して追走。相変わらず自分はちょっと離れてはガッツで張り付いて・・・という走り方の繰り返し。強いT芝のワンピースの方も合流したので、主に彼とあまがえるさんに引っ張ってもらう形で進む。あまがえるさんは少し調子が悪そうで、KOHさんとの距離はじわりじわりと離れて行く。

二合目のあたりでグループから遅れてしまったので、後ろから来た二人を誘ってグループへの合流を試みる。協調してあと5m・・・というところまで迫ったのだけど、自分が先に限界に達して千切れてしまい、寂しい一人旅。笑ってしまうほどパワーが出ないものの、どうにかこうにかテンションを保って登り続ける。向かい風区間がやたらと辛い。

三合目をパスし、ヘロヘロになって登っていると後ろから誰か来る音が・・・と思ったら「見ぃ〜つけたっ!」とpさん登場。黄色ジャージのダンシングが格好いい若者と一緒で、この二人のペアはなかなかよい具合に機能している模様。「一緒に行きましょう」と声をかけてもらえたので「今日は登れてないんでつけそうだったらつきます」「あまがえるさんは少し先にある集団にいます」と返す。余裕がなくて「KOHさんはさらにその先」ということは伝えられなかった(すみません)。

緩い区間は黄色ジャージの若者が引き、傾斜が急になるとpさんがシッティングのままスイスイ登って行く。しばらくはついていけたのだけど、辛い一人旅から回復できなかったのでしばらくしてから離れる。四合目の手前あたりで淡々と走っていると、後ろから二人組が来たので後ろに張り付く。pさんグループより緩いペースなのでなんとか一緒に行けそうな感じ。

前から降ってくるメンバーや後ろから合流するメンバーで5,6人が集まったので、少し遅れてピンチに陥ったりしながらもなんとかついていき、平坦区間手前でも集団を守る動きをして平坦区間を40kph弱で巡航。先頭が固定で申し訳なかったので一回前に出て登りが始まる前に後ろに下がる。最後の急坂は、トンネルに入るまでシッティングで我慢し、ラスト200mはダンシングに切り替えてゴール。

1:08:01/168bpm/82rpm

かなりムラのある走りでパワーも出ていなかったけど、そこそこのタイムにまとめることはできたと思う。(パワーはあまりにもアレなので出せません(笑))

今年は4月後半になってからようやく調子が上がり始めて、ピークが来ていた昨年の同時期に比べると俄然弱かった。付け焼き刃のダイエットで体重はそこそこ落とせていたものの、(それが理由か分からないけど)レース当日調子が悪くてベストな走りができなかったのは大きな反省点。

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ゴール後は、65分切りこそできなかったものの満足の走りが出来たというKOHさんや、あまがえるさんもパスして嬉しそうなpさん、平地は一人旅だったと寂しがるあまがえるさんとお喋り。悔しい結果だったけど、こういう時は仲間の満足した表情が大きな慰めになる。

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昨年に引き続き下山パトロール隊に選ばれていたので、ジャンパーとホイッスルをもらって指定の下山組に混じって下山。昨年もらったベストはデザインも素敵で涼しい時期に愛用させてもらっていたのだけど、今年のジャンパーは工事現場のおじさんが着てそうなアレで、ちょっぴり残念。

昨年のパトロールではチンタラ下るだけで芸がなかったので、今年はセンターライン側固定でそこそこよいペースで下ることで、登ってくる人に注意喚起しつつオーバーペースでセンターラインを越えて下って行くような人を抑止する走りを心がけてみた。結果はあったかどうかは不明。昨年も思ったことだけど、ヒルクライムの下りは速過ぎて危ない人よりも、ゆっくり過ぎて危ない人のほうが多いと思う。これは車の流れと一緒。

会場に戻ってうどんをいただき、入賞メンバーの結果を確認。7,8人しかいないチームから3人入賞ってのはなかなか優秀だよなーと思う。昨年の表彰式は暑くて大変だったけど、今年は涼しいので少し楽。BearBellジャージは「かわいい!」「どこのチームなんですか!?」「女性メンバーはいるんですか!?(いません)」「スタート時も気になってたんですよー」と、司会の二人に大人気で面白かった。

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表彰式後は別荘に戻ってバーベキュー。火の勢いがイマイチで時間がかかったりしまったものの、16:00過ぎには撤収を完了して解散。富士吉田からKOHさん、アツさんと一緒に電車に揺られて帰途についた。

もともとMt.富士ヒルクライムは「自転車レース」というよりも「自転車イベント」的な立ち位置にいると思うのだけど、今年はその傾向がさらに強まっているかな、という印象を受けた。イベントとして楽しめるのは個人的にはウェルカムで、BearBellメンバーに限って言えば規模の大きい追いかけっこのようなレースが楽しめるので、もし都合があえば来年もまた走りたいなと思った。

メンバーの皆さん、一緒に走ってくれた人、どうもお世話になりました&お疲れさまでした!

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自転車は今年もExtreme-PowerにFFWD F2R。ギアは39-25で充分だった。CinQoにしてノーマルクランクに変えてから、去年までのようにクルクル回す登り方ではなくて、もう少し踏むのを意識した登り方に変わってきたような気がするかも。

2011 Mt.富士ヒルクライム」への2件のフィードバック

  1. BearBellジャージの認知度が一気に高まったような気がします。
    来年はさらに4、5人入賞するとよいなーと、思いました。
    入賞返り咲き、お願いします。

  2. > ba-mosさん
    結果を見ると、あと1人よりも速ければ入賞だったようです・・・。人生そんなもんですよ。アハハハハ。
    来年はba-mosさんや空次郎さん、それにダジャさんも混じえて6人入賞を目指しましょう!

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