« Powertap + Edge 705 のキャリブレーション | メイン | カロリーイン・カロリーアウト »

第24回 ツール・ド・八ヶ岳

週末はツール・ド・八ヶ岳に参加。

本当は土曜日にJCRC第三戦@群馬CSCに出て、そのまま佐久周辺に泊まってツール・ド・八ヶ岳に参加・・・のはずが、金曜日から土曜日にかけての雪でJCRCが中止になったので、ツール・ド・八ヶ岳のみの参加となった。

・・・で、結果は男子B(26-30)で8位。
目の前にぶら下がってた入賞をみすみす逃す展開の、大変悔しいレースでありました。

**

金曜日の時点でコンディションが悪そうなのが分かっていたので、群馬はKsyrium SL、八ヶ岳はF2Rにすることにして準備しておく。

今回も例によってダジャラーさんカーに乗せてもらうおんぶにだっこ計画で、土曜日は5:30頃に家でピックアップしてもらう約束。5:20頃にJCRCのウェブページを覗くと「中止」とあったので、ダジャラーさんと家で少しまったりしてから出発。Ksyrium SLはいらなくなったので、ホイールはF2Rのみを持参した。

川越の先のICから関越にのっていくと、雪のついた妙義山がかっこいい。横川SAで釜飯をゲットしてレース会場を目指す。去年Attack! 299で登ったなーとか思いながら麦草峠へ向かう角を折れて進んでいくと、スタート地点周辺によっしーさん発見。お先に受付会場のスキー場へ到着して釜飯でランチ。

受付を済ませてチップをつけて試走へ。
一旦スタート地点まで下っていくと・・・寒い!溶けた雪で道路はビチャビチャでバイクが泥だらけになってしまう。気を取り直してスタートして、スキー場の上の通行止め部分まで走って試走終了。気温は低いけど、登ってるときはそれなりに暖かいので下はショーツでもいけるかなーという感じ。

佐久平に移動して温泉つきの宿に宿泊。
ここは前に山登りに来たときに泊まったことあるなーと温泉に入ってて思い出した。10時前くらいに就寝。

**

レース当日の日曜日は5:30に起床。天気は良好。
6:00に宿を出て6:45くらいにスキー場着。
バイクをセットアップして、完全防寒装備でスタート地点へ下る。

10分くらい登り坂でアップしてから荷物を預ける。
スタート地点周辺は日が照っていてポカポカでまだ気温が上がりそうだったので、上が冬用インナー+長袖ジャージ、下がビブショーツという割り切った格好でいくことにする。

ハーフクラス出場のよっしーさん、ヘビー級ではない(残念)K川さんと合流しておしゃべりしていると、並び始めたのでスタートライン付近へ。男子Bは男子Aと一緒のスタートの組で、2,3列目あたりのポジションをキープしておく。

**

チャンピオンクラスに続いて自分達の組もスタート。
序盤は平坦基調なので、集団の10番手くらいのポジションを維持して淡々と走行。2km過ぎからはじまる7%+の登りで先頭周辺のメンバーが固定されてきて、3kmあたりから無理をしていたメンバーが中切れを起こすので、パスして先頭集団についていく。

昨日まで通行止めになっていた地点で集団は7,8人に絞られる。うち男子Aが2人なので、ギリギリ入賞圏内のポジション。黄色ジャージの人が少し飛び出す形で先頭。ハシケンさん、男子Aのチーム光の二人が黄色ジャージさんを追走していく。このあたりから集団のペースがあがって厳しくなったので、自分のペースに戻して単独で淡々と走る。

しばらくすると、後ろから同カテゴリーのの選手(235番)が来たのでうしろにつかせてもらう。余裕のあるフォームとペダリングなので、自分より一枚上手かなという印象。前から落ちてきた299番さんも合流してしばらく3人組で進む。男子Cで三番手の選手(500番台)に235番さんがついたので若干ペースアップ。

10km地点で左側に谷を渡るあたりで二人から離れる。ここで無理をしてでもついていかなかったのは失敗。後ろの299番さんも厳しそうだけど、短い平坦区間で自分を射出台にしてパスしていく。この先、ハーフクラスのゴールまではずっと前の三人を視界に捉えたまま進行。平坦区間では偽TTポジションで速度を稼ぐ。

ハーフクラスのゴールのあたりで男子Cの四番手の選手(ナルシマの人)がパスしていく。このあたりから気温がググッと落ちて、足が回らなくなってくる。心拍数も定常的に160台。ちょうど入賞圏外のポジション(7位)で、前の三人が視界からなくなったのでモチベーションもダウン。

残り5kmくらいのクネクネした登りで後ろから来たsynergyの人(I上さん?)が「一緒にいきましょう」と声をかけてくれたのでしばらくついていくものの、300mくらいで離れる。さらにfitteの選手(男子C)が「後ろどうぞ」と言ってくれたので頑張ってついていく。TREKのフレームに見覚えがあったので、「ウィンターロードでクラスBに出てました?」と聞くと「はい」との答え。ってことは、第一戦で入賞できたときに自分を牽引してくれたF岡さんだ。「男子Cは前に6,7人いるけど、視界に入ってる1人か2人を抜けば入賞っす」と情報提供。さらに恩返しのつもりで自分が前に出てペースアップ。

斜度が緩くなったところで頑張って上げて、男子Cのイナーメの選手と男子Aの選手に合流。「前行ってー」のサインをすると「もう駄目かも」との答えだけど、しばらくするとダンシングで抜け出していく。ここで恩返し作戦は終了。自分のペースに戻して淡々と登っていく。もう足が回らなくなっていて、ヘロヘロなペース。残り1kmくらいのところで男子Bの選手がよいペースが抜かしていったので反応しようとしたけどできず、そのままゴール。結局この選手が6位に入っていたので、実は235番さんがすぐ近くまで落ちてきていたみたい・・・。

というわけで、結果は8位。
1:12:45 168bpm 88rpm

ついていくべきところでついていけず、単独で前が見えなかった中盤〜終盤でペースダウンしてしまい、さらに最後の最後でペースアップできなかったのが失敗。あと、後半から露出していた脚が冷えてしまったのもよくなかった。fitteのF岡さんが無事入賞していたので、恩返しができたと思うと嬉しい。

**

ゴール後はCBメンバーで集合してお喋り。結局、フルコースのメンバーでは入賞はゼロ。「峠の熊さん」こと雨蛙さんはトイレに行ってたおかげで最後尾からのスタートだったそう・・・もったいない!。スキー場まで下って参加したCBメンバー全員(8人)で揃って豚汁をいただき、集合写真を撮影。ここまでチームメンバーが集まる機会は少ないのでよい機会。

P4182275.jpg

表彰式、じゃんけん大会と、最後まで大会を楽しませてもらってから解散して帰途についた。まったりした草津の雰囲気も好きだけど、規模の割にアットホームな雰囲気で、より濃いメンバーが集まってガシガシレースする八ヶ岳もよいなーと思った。


(結局、帰りがけにも釜飯を食べた。どんだけ好きなのよ・・・。)

同乗させてもらったダジャラーさんにはお世話になりました。
ありがとうございました!


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yama-kei.org/mt/mt-tb.cgi/7033

コメント (6)

お疲れ様でした。
自分でも走っていてもったいない!と思いましたよ(泣
ついに心拍179bpmとかくだらない記録作っちゃいましたし・・・
次回までにもう少しパワーアップしたいと思いますので、どうかひとつ出力落とさず痩せる方法を、洋書よりご教示願いたいとよろしくお願い申し上げます。

Kota (椎木晃一郎):

ツールド草津、頑張りましたね。凄いです! この勢いで来年こそは入賞ですね。
ブログを読むと常に厳しいトレーニングをし続けていらっしゃる様子が伝わってきますが、やっぱり強いですねぇ。
僕は、草津の方へ参加して参りましたが、初めてのヒルクライム・レース、辛くてびっくりしちゃいました。
登るにつれて冷たい突風が吹きすさび、朦朧とする意識の中でよろめきながら、前に進むのもやっとという感じでした。
体温の上昇を見越して指切りのグラブをつけていたのですが、手が冷たくて痺れてきてしまい、ハンドルを引こうにも力が入らずに往生しました。「こ・・・、これがヒルクライムなのねっっ! ひ〜っっ!」ってな感じでした。
結果は50分22秒71で59位(Cクラス)。 少なくとも40分台は守りたいという当初の最低目標にさえ届きませんでした。
下山する時はなんだか頭がボーッとして寝起きのようなうつろさだったうえに、こころなしか視界も狭くなったような気がして、とても怖かったです。 経験的に、自分は標高が2000mを超えるとまったくダメなのは知っていた筈なので、今思えば、ちょっと休んでから下山を開始するべきだったと反省しています。
確かヤマケイさんは39分でしたね。 
私には考えられません。 脱帽、脱帽!!

yama-kei:

> 雨蛙さん
TT形式のヒルクライムであれば後ろからスタートしてどんどん追い抜くことでモチベーションを維持するってのもありですが、マスドスタートだと後方スタートは辛かったことでしょう・・・。

「出力落とさずに体重削る」ですが、自分が意識するのは

- 目標を決めて、ゆっくり時間をかけて落としていく
- 練習のボリュームを少し落としてその分強度を上げる
- 満腹感を得るために、野菜・果物等を多めに摂る
- 夜8時以降は食わない

あたりでしょうか。
こないだ読んでた本は姉の旦那(トライアスリート)にあげっちゃったので、
手元にはなかったりして・・・。

例の本で紹介されていたのは、目標とする体脂肪率(例: 7%)での体重を
逆算する方法でした。60kg@10%だったら、同じ筋肉量を維持したと仮定して
7%では58.2kgになるのであと1.8kg落とせばよい・・・とかそんな感じ。

日常生活に支障がなくてパフォーマンスも出る体脂肪率は遺伝子の影響が
大きいらしいので、そのあたりは経験則から出すしかないようです。

> Kotaさん
初ヒルクライムお疲れ様でした。
今年の草津はコンディションが悪かったようで、全体的に4,5分落ちの
タイムだったみたいですね。天気がよければこの時期のヒルクライムも
悪くないものだと思います。

今年はロードレースメインでいこうと思っていたので、まだまだ登れる
身体になっていないようです。6月のMt.富士ヒルクライムあたりまでには
絞っていけるかなと思っています。

ヤマ:

ただ今上海のウェスティンで、腹が減ったのでルームサービスのサンドイッチとビールを飲みながら読んでたら、吹き出しそうになりました。。。

走る量より強度ですか。ブルベ”だけ”走ってたら体重も落ちないということに。。そりゃダメですね~。それより夜中に飲み食いもですが。。

ヤマ:

ただ今上海のウェスティンで、腹が減ったのでルームサービスのサンドイッチとビールを飲みながら読んでたら、吹き出しそうになりました。。。

走る量より強度ですか。ブルベ”だけ”走ってたら体重も落ちないということに。。そりゃダメですね~。それより夜中に飲み食いもですが。。

yama-kei:

> ヤマさん
八ヶ岳の会場ではお会いできませんでしたね。

「走る量より強度」は、あくまで身体を「貯めるモード」から「絞るモード」に移行させるためのスイッチみたいなものだと思っています。

実際に体重・体脂肪を落としていくプロセスでは、脂肪が効率よく燃える強度のトレーニングを意識して、そのあと最小限の補給で済ます・・・ということを繰り返すことで効果的に脂肪が落とせるはずです(運動後の体は使ってエネルギー源を優先的に回復させようとするので、燃やした脂肪はできるだけ燃やしたままにする)。

まー、なんといっても健康で楽しく暮らせるのが一番。
無理がこない程度にやれるところまでやれればよいのではないかと。

コメントを投稿

About

2010年04月19日 09:36に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Powertap + Edge 705 のキャリブレーション」です。

次の投稿は「カロリーイン・カロリーアウト」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36
おすすめ自転車関連本