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ウィンターロード 第一戦

東京都自転車競技連盟主催のウィンターロード 第一戦(クラスC)。

結果は5位入賞。
自転車レースで入賞したのは初めてなので素直に嬉しい・・・けど、色々と反省点もあったので忘れないうちにまとめておこう。

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コースは日本CSC@修善寺の右回り(逆周り)4周20km。
チームメイトのダジャラーさんも出走だったので、長津田まで輪行して車に同乗させてもらって修善寺へ。8:30に到着したので自転車を組んで軽く駐車場の周りを流してから入場し、受付を済ませてから試走へ。

受付でもらったのはヘルメットキャップと自転車に装着するプレートのみ。
チップはないのかなーと思ったのだけど、どうやらゴールラインのところにあるカメラで確認していたみたい(?)。

今日の機材はTIME VX Elite+Ksyrium SL。
服装は冬用インナーの上に半袖ジャージ、レーパンの上にパッドなしタイツ。暖かかったのでスカルキャップもシューズカバーもなし。結果、ちょうどよかった。

走り出すと、早速9-10%のシビれる坂。距離はないのでここで大きな差がつくことはなさそうだけど、ゴール手前の登り->ホームストレートのだらだら登りのコンボの後でこの坂が出てくるのはなかなかしんどい。登りきった先はジェットコースター的な楽しい下りで、クネクネしてはいるものの道幅も広くてバンクもあるので思い切って走って行くことができる。順周りの時はこの坂が勝敗を分ける大きなポイントになるっぽい。

下りきった先で橋を渡ると、逆回りコースの鍵となる1.3km/76m@5.8%の登り。そこそこ距離があるので、ここで自然と力の差が出て集団がばらけるのだろーと思ってたらその通りになった。登りきった先はガツっと下って橋を渡り、タフな登りをこなした先が登り基調(2-3%)のホームストレート。売るほどの足がなければここの登りはインナーでこなさないと死ぬだろうと予想(ほんとに↓死んだ)。

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2周走って感覚を掴んでからスタート地点に戻り、整列してスタート。
はじめはみんな様子見のペースなので、10-20番目くらいのポジションをキープする意識でついていく。下りでメインのラインから離れた人の後ろについてしまったおかげでブレーキを多用する羽目になって苦労する。ここの下りはラインの取り方次第で脱出速度が大きく変わってくるなーと思う。ふと周りを見回すと、Wレバーのレーサーが華麗なシフトさばきでついてきている。恐るべし。ダジャラーさんは常に頭から3-4人目のあたりをキープしている。うまい。

下りきった先の登りではまだまだ大きな集団で進行。1人がアタックしたものの抜け出せる勢いじゃないので放置。自然と頭に出てしまったので、先頭を引いて先行者をパスしてそのまま下りへ。下りで試しに踏んでみるものの、後ろはしっかりついてきているので途中からはDHポジションに切り替えてホームストレート手前の登りへ。後ろから何人かパスしていくので、適当にポジションを落としながら登る。何を間違ったかアウターのまま突っ込んで、そのまま登りきってしまい、大いに足を使ってしまう。これが今日の一番の失敗。

スタート地点のあたりでインナーに落として回復させながら、2周目一発目の登りへ。「このペースで4周は絶対にもたないなー」と早くも泣きが入る。10番手くらいで登りをクリアして下りをこなし、登り区間へ。まだそれなりの規模の集団(20人くらい?)に見えたのだけど、前の方に出てくるメンバーは固定されてきて、そのうちの1人がアタックをかける。何人かが反応して5-6人が飛び出す形になったので自分も飛び出す。集団がプチばらけた状態で下りに入り、ホームストレート手前の登りで他の1人がアタック。これに反応できたのは7-8人。先頭集団が形成された状態で3周目が進行。

4-5人に少し先行される形で下りに入ったので、下りを飛ばして前を追う。大きな左カーブでターンインのタイミングを少しミスってしまい、膨らんだ形になってしまいヒヤっとする。橋を超えるあたりで先頭集団に復帰できたので、必死に食らいついていく。この時点で残っていたのは自分を含む5名。明治の人がよいペースで引く。登りの頂上で10mくらい置いてかれてしまっていたので、下りで踏んで登りのはじまる手前で追いつく。ホームストレートでは列車のうしろに金魚の糞をして最終周へ。

内房レーシングの人に5人の逃げであることを確認して一発目の登りへ。例によって少し遅れたので、下りで踏んで橋を超えたところで追いつく。今日は登りが全然駄目なのでひたすら防戦一方。距離のある登りでまたもや遅れる。落車してしまったというクラスBのfitteの人が並走していたので、その人に励まされながら先頭を視界に捉えつつマイペースで登る。この登りは見通しがよいので、後ろを振り返るとクラスCは見えない。「とりあえず入賞はできそうだな」という生ヌルい考えに取りつかれてペースが落ちる。こういう考え方はいけません。

下りはじめて一生懸命踏むものの、先頭は見えない。持ってるものは全部出す気持ちで登りをこなし(でもインナー)、ゴールラインに向かってダンシング。声がかかるので何かなーと思ったらゴールラインを超えるか超えないかの瞬間にすぐ左からクラスCの選手が飛び出す。ギリギリのタイミングで先行できたものの、間一髪で刺されるところだった。危ない、危ない。

結局8位だったダジャラーさんもすぐ後ろまで迫っていたので、4周目の自分のペースは危険なレベルにまでに落ちていたようだ。

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ラップ情報は以下のような感じ。

1: 9:15 177bpm 98rpm 33.6kph
2: 9:40 176bpm 96rpm 31.9kph
3: 9:33 179bpm 96rpm 32.3kph
4: 10:04 172bpm 95rpm 30.8kph

最終周のタレっぷりはほんとに酷い。
金曜日に寒気がして風邪っぽかったので、金土とトレーニングをお休みして望んだので、体調はベストではなかったみたい。今朝の起床時体重は60.45kgだったので最近にしてはちょっと軽いくらいだけど、登りをこなすにはもっと絞らないと駄目。全然☆駄目!!

あと、あとまった登りでは心拍数180bpm前後のソリア域を多用するので、ここを鍛えておかないといけません。最近は上げてもメディオまでだったので、身体がこの強度に慣れてなかった。とはいえ、トレーニング本に沿っていくことに決めて行くので、まだソリア域でのトレーニングははじめない予定。

修善寺を走るのは初めてだったけど、ここはライダーの実力(主に登りの)が如実に出るコースだと思った。ウィンターロードは第二戦も出る予定なので、今回の反省を活かして望むことにしよう。

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レース後は、裾野に住むI井さん@会社の山岳部のOB宅を訪問。
ダジャラーさんに途中まで乗せて行ってもらい、微妙な(率直に言うと美味しくなくてボッタクリ価格)そば屋で食事を済ませ、プチヒルクライムをこなしてI井さん宅に到着。

I井さん宅でのんびりさせていただき、三島で美味しい寿司を食べて新幹線輪行して帰宅した。


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コメント (7)

ヤマ:

今年最初の月の終わりに、早速の入賞おめでとうございます!
サスガですねえ。これから調子もどんどん上がりますね!

yama-kei:

> ヤマさん

ありがとうございます!
まだまだベース期間なので、欲張りすぎないようにやっていこうと思います。
それにしても、ちょっとレース参加を増やしすぎたかなーと反省気味です。

おー、やったー!おめでとうございます!
必ず結果に出せる強さはハンパじゃないですね!
でも、CBさんで入賞なのですね、残念(笑)

yama-kei:

> 雨蛙さん
どもです。
まだコンディションを整えたりということはしていないのですが、
年始からレースに出ているので少しずつ調子は上がっているようです。
熊さんチームでのレース参戦も楽しそうですね。

KOH:

おぉー!ついにやっちゃいましたね!
おめでとうございます!!!
コンディション整えてないのにこれだけの成績が残せるのはさすがですね。
やまけいさんやチームのみんなに勝つにはどうすればいいのか本気で考え
実行しないとダメなようです。。。修善寺出てみようかな~。

タマキひろし:

おお、入賞一番乗りですね。おめでとうございます。
これでまだベース期間ですか…Mt.富士65分台もいっちゃいそうですね。
やまけいさんに置いてかれないように、もっと練習がんばりまっす。

yama-kei:

> KOHさん
ありがとうございます。
修善寺は平坦区間がほぼゼロで、ドラフティングの効果も少ないので登坂力の差が出やすいのが特徴でしょうか。大きな集団にはなりませんし、道幅も広くて下りも走りやすいので「ヒルクライム+強度のインターバル」と考えてもよいかもしれません。
ヒルクライムで強くなるだけであれば出る価値はそんなにないかなーという気もしますが、経験を積む&刺激を受けるって意味ではありだと思います。あと、単純に楽しいですし。

> タマキひろしさん
どもです。
65分@富士HCは少々欲張った目標なので、なんとも。。。
みなで佐々琢磨して、楽しみながら強くなっていけるとよいですね。

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2010年01月31日 23:11に投稿されたエントリーのページです。

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