07/16 新茅ノ沢
剱岳・八つ峰に向けたトレーニング
月末に計画している剱岳の八つ峰へ向けた練習として、丹沢の新茅ノ沢へ行ってきた。海の日の三連休だというのに、土曜日と日曜日は台風が近づき、もともと計画していた三つ峠でのトレーニングはキャンセル。土曜日はストーンマジックで練習したものの、室内だけだと不安だったので台風が去った後の月曜日に沢登りを計画したのだった。
8:00本厚木集合。そのまま新茅山荘まで車で入る。林道の開始地点が車止めで半分までふさがれており、控えめに通行禁止を訴えているが、車高の高い車なのでお構いなしに突き進む。砂利道は川になった跡が残っているし、通行に支障のない程度の土砂崩れは見られたけれど、思ったよりは大丈夫。
新茅山荘のところに駐車して装備を整え、懸垂岩方面に下りるところからいざ入渓。橋を上に見ながら、久しぶりに冷たい水に足が触れる沢登りの感覚を楽しみながら歩いていくと、早速F1, F2の滝が登場するので、練習も兼ねてザイルを使ってクリアしていく。核心部であるF5の12m大滝はなかなか立派で、リードのKoさんが水の中に突撃していくのを見ながら武者震い。二つ目のポイントを取る手前あたりからかなり積極的に水の中に入っていく必要があり、意を決して水の中に手を伸ばすと意外としっかりしたホールドがある。頭から水をジャブジャブとかぶったおかげでコンタクトがズレてピンチになったりしたが、どうにかこうにかクリアー。後続のKuさんはスイスイと上がってきてビックリ。
大滝を超えると、しばらく小さな滝を越えたりした後に、まったりしたゴーロ歩きが続く。今日は台風の後だけあって全体的に水量が多く、なんでもないような小さな滝でもちょっとしたシャワークライム気分が味わえる。
少し迷いながらも水量の多い方に詰めていくと、いかにも変態的な登りが強いられそうなチョックストンに出会う。途中にお助けスリングがあるのでこれを使い、岩に体を押しつけるようにして登っていくと割と簡単にクリアーできるが、いやらしいのでザイルを出して正解だったようだ。このチョックストンを越えると、すぐ上にいかにも崩れたばかりという感じの不安定な岩がゴロゴロしていてなかなか怖い。左側に崩壊地があり、その上にまだまだ不安定な岩があったので、このあたりではゆっくりしないでとっとと先を急いだ方がよいだろう。
狭くなってきた沢をズンズンと進んでいくと、「もはやここまで」という感じのところに出会うので、ここから先は泥の急斜面をひたすら直登。落石に気をつけながら登っていくと、鳥尾尾根の一般ルートに合流する。ここまで来れば頂上は目と鼻の先。
頂上のベンチで装備を解き、しばらく休憩して鳥尾尾根を下降。なかなかの急斜面で道も悪いが、さっきまで水に打たれながらホールドを探していた身からすればなんでもない。ちょうど車を泊めたところに下りてきたので、服を着替えたりしてから本厚木まで送っていただき帰宅した。
水量が多かった分だけ難度も上がっており、なかなか登りがいのある沢登りだった。同行の二人にリード&ビレーをやっていただいたので、完全におんぶにだっこの形になってしまったが、岩を掴んで足を踏ん張る感覚を徐々に思い出すことができ、非常によい練習になった。